2017年10月9日月曜日

餃子・科*費・夕日・マグ

10月4日:餃子が上手く焼けた。

10月6日:科*費応募のための一人ブレスト。「科*費応募は国語のテスト」と自分に言い聞かせる痛いオジさん。でもこれは結構核心を突いているような気がしなくもない。問われていることに答えて、問われていないことは書かない、が基本だと思う。例えば、「研究目的」のところに「研究計画」っぽいことは書かない。「研究計画」のところに、「研究の特色」っぽいことは書かない、といったこと。テストだったら正しいこと書いても、聞かれていないことを書いたらペケだから。

今年から「研究目的」と「研究計画」が合体してしまったから、どこに何を書くか、練り直さなければならないのが面倒なのだが。

自分は若い頃ガク*ン(優秀な院生やポスドクがもらう奨学金みたいなもの)なるものに一度も当たったことが無かったがorz、科*費に関しては、ここ3期ほど連続してもらっている(ウソ、もしかしたら一年くらいブランクがあったかも)。自己分析するに、それには3つほど理由がある。(1)コンスタントに論文を書けるようになった(ショボい論文もあるけど)。(2)EUのマリー*ュリー奨学金にチャレンジした(落ちたけど)。(3)日本語で文章を書くことについてけっこう勉強した(すぐ飽きたけど)。

(2)に関しては英語で25ページ程の書類を作成しなくてはならず、2ヶ月ぐらい研究そっちのけで作成した記憶がある。結局奨学金はもらえなかったのであるが、そのときに過去にその奨学金をゲットした二人の申請書を見せてもらい、「研究や自分を売り込むということはどういうことか?」に2ヶ月間向き合ったのがよい経験になったのだと思う。

(3)に関しては、木下是雄(きのした・これお)氏と本多勝一(ほんだ・かついち)氏の日本語による文書作成についての本を熟読した。パラグラフの役割、読点の打ち方、修飾語の順番と文の読み易さ、などについては目から鱗が落ちて、いまだに念頭に置きながら書いている。(言い訳ではないですが、ブログはテキトーです。)

あまりエラそうなこと言って、次回落ちたらハズいのでこの辺で止めておく。

先日、この本の著者が大学に来て講演していた。沢山質問をした。

夕日が建物に当たって美しい。

イス*エルにいたときに使っていたマグをまた最近使っている。キリストが5つのパンと2匹の魚を増やして5000人に配ったという《パンと魚の奇跡》のモザイクの柄。何も知らずにユダヤの人々の前でこれを使っていたのは少しイタい。