いいオッサンが膝掛けはキモイ(女子は可愛らしくてよい)ので,なんとかこの習慣を絶ちたいと思ってはいたが,遂に今年の冬,一念発起して「膝掛け禁止令」を発令した.甘やかされた小生のモモチは,初めの数日間,神経痛のような地味な痛みに襲われた.でも,2週間程度経つと,なんてことはなくなって,膝掛けを卒業できた.人間なせばなるなと思った.
後日,風邪を引いたときに一度上着を膝に掛けて仕事したら,それ以後膝掛けが欲しくなって,その思いを断つのに2,3日かかった.油断もすきもありはしないと思った.
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去年の暮れ実家に帰省したが,そのときに小学校4年のときの担任の先生(女性)に会ってきた.卒業以来会うのは初めてで,もう86歳になっていらした.小生の母が,何度か手紙を送っていて,それに応じるかたちで電話をかけてきてくれたからである.
出来が悪かった小生に目をかけてくれて「**君(小生の名前)は希に見る野生児です.こういう子はどこまで伸びるかわかりません.」と,家庭訪問か何かのときに小生の親に言ったそうである.ウチの両親はそれをたいそう気に入っていて,その先生の名前だけは時々話しに出てきていたのである.
とにかく,一度は会いに行きたいなと思っていたので,元気なうちに会いに行けて胸のつかえが取れた思いであった.